下は、to blameの例です。出典は、「ハウスオブカード(House of Cards)」のディスク2と3です(PotPlayerにて日本語字幕と英語字幕を同時表示)。

blame

blame2

どちらも、少し考えるとおかしいような気がします。

というのは、I’m probably more to blame than you are.の場合、blameの目的語はIであって、したがって正確にはto be blamedでなければなりません(「私が責められる」)。

Marty Spinella is to blame?も同様に、blameの目的語はMarty Spinellaであるため、to be blamedが正しいと思われます(「Marty Spinellaが責められる」)。

この件に関しては、次の書籍に解説があります。

江川泰一郎著「英文法解説」、280ページ、金子書房

下の方の《参考》の部分です。

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(2)準動詞の受動態 a) 不定詞, b) 分詞, c) 動名詞の例を示す。

a) He hates to be told to do this and that. (あれこれ指図されるのは嫌いです)

In buying a used car, you must be careful not to be cheated.

(中古車を買うときは,だまされないように注意しなさい)

b) Jimmy, being led by his older brother, is always getting into mischief.

(お兄ちゃんにそそのかされて,ダミーはいたずらばかりしている)

The table being set and dinner brought in, he set his books aside.

(食卓の用意がされ,食事が運ばれてきたので,彼は本をわきに置いた)

c) I remember being introduced to her at my aunt’s house.

(叔母の家で彼女に紹介されたのを覚えています)

《参考》

次の例では能動態と受動態が同じ意味になるが,能動態のほうが普通である。

There’s a lot of work to do / to be done. (する仕事がたくさんある)

There’re some bills to pay / to be paid. (未払いの請求書がいくつかある)

There’s no time to lose / to be lost. (ぐずぐずしてはいられない)

Cf.   He is to blame (= to be blamed) for this. (これは彼の責任です)

ただし, There’s nothing to do / to be done.は同じにはならない。

There’s nothing to do. How can we kill time?

(何もすることがない。どうやって時間をつぶそうか)

There’s nothing to be done.   We’ll have to give up.

(もうどうにもしようがない。あきらめなければなるまい)

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結局、どちらでもいいということです。

「英文法解説」は本来、大学受験用の英文法書ですが、中身が濃く簡潔です。英文法は、ほとんどこれ一冊で足ります。