名詞の複数形にアポストロフィーを使用(’s)

「エレメンタリーシャーロック」、シーズン1、ディスク10の場面です(PowerDVDで日本語と英語の字幕を同時表示)。

plural1_S1_D10

plural2_S1_D10

-Probably got stuck to the packaging tape when they opened up a box of Verzia 8’s to verify its contents.

-新製品の箱の中を確認する時、はがしたガムテ(ガムテープ)についたんだ。

Verzia 8’sは、所有格ではなく複数形です。Verzia 8とは、新型の携帯電話の名称のようです。

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以下は、「Practical English Usage(Oxford Univ Pr、Michael Swan著)」からの引用です。

3 special plurals

3 特殊な複数形

Words which do not usually have plurals sometimes have an apostrophe when a plural form is written.

一般に複数形がない単語の場合(下の例ではif)、アポストロフィーを使って複数形を作ることがある。(以下例)

It is a nice idea, but there are a lot of if’s.

Apostrophes are used in the plurals of letters, and sometimes of numbers and abbreviations.

文字(アルファベット)は、アポストロフィーを使用して複数形を作る。数字や略語の場合、アポストロフィーを使って複数形にすることがある。(以下例)

He writes b’s instead of d’s.

It was in the early 1960’s. (More usually: … 1960s.)

 (1960sのほうが一般的)

I know two MP’s personally. (More usually: … MPs.)

(MPsのほうが一般的)

例えば、Boeing 747の複数形は、Boeing 747sとBoeing 747’sの両方があります。

ちなみに、

The 1960s means the decade whose years begin 196_: 1960, 1961 and through to 1969 on New Year’s Eve.(1960sは、1960年から1969年(の大晦日)までの10年をいい、だから複数形です。)

 以上