ジュラシック・ワールド 炎の王国(sudden change)

「ジュラシック・ワールド 炎の王国」からです。最後の部分ですが、少し考えてみます。いつものようにPotPlayerで英語字幕を表示し、日本語字幕と併せてスクリーンショットを撮りました。

(以下字幕)

We convince ourselves that sudden change is something that happens outside the normal order of things, like a car crash,
我々の暮らしは非日常的な事故によって激変します。

or that it’s beyond our control, like a fatal illness.
あるいは人知を超えた不治の病も暮らしを変えます。

We don’t conceive of sudden, radical, irrational change as woven into the very fabric of existence.
しかし、激変が日々の暮らしの一部になることもあるのです。

Yet, I can assure you, it most assuredly is. And it’s happening now.
それは、厳粛な現実として既に起こりつつあります。

Humans and dinosaurs are now gonna be forced to coexist.
これからの人類は恐竜と共生するのです。

(字幕終わり)

We convince ourselves that ~ は、「我々はふつう、~と考える(傾向がある)」。sudden changeは字幕の訳では「激変」となっていますが、正確には「突然の変化」でしょう。that以下は定義文ですので、直訳すれば次のようになります。もちろん字数制限があるので、これでは収まりません。

「我々はふつう、突然の変化を、通常の物事の起こり方と違ったふうに起こるもの、例えば自動車事故などを意味すると考える。」

or that it’s beyond our control, like a fatal illness. は、

「または、人間の制御を超えるもの/手に負えないもの、例えば致命的な病気もそうだ。」

We don’t conceive of ~ は、 We convince ourselvesとほぼおなじ意味で(ただし否定形)、繰り返しを嫌ってこの表現を使っています。

「(一方、上のような目に見える突然の変化とは異なり)突然で劇的かつ異常な変化が、我々の生存の網の目に織り込まれる形で起こることもあり、この種の変化は、我々はあまり考えない。」

Yet, I can assure you, it most assuredly is. And it’s happening now. は、

「しかしながら(あまり考えないが)、確信を持って言えるが、この種の変化は実際に存在する。(存在するだけでなく)しかも、今、起こっているのである。

最後の Humans and dinosaurs are now gonna be forced to coexist. は、変化の内容です。

「人類は今後、恐竜と共存しなければならなくなる。」

映画によると、恐竜の島から多数の恐竜を運んできて、それが逃げ出したのです。だから、共存しなければならないというわけです。

以上